みんなと一緒に使いながらつくる、新しい公園づくり
玉川野毛町公園拡張予定地は、宿舎跡地のたくさんの樹木や草地のオープンスペースをいかして「等々力渓谷」や「野毛大塚古墳」とつながるみどりあふれる公園をどう豊かに使うか、みんなで試行錯誤しながら公園を育てていく取り組みです。
100年後も地域に愛される公園を目指して、2021年から活動をスタートした住民協働の「玉川野毛町パークらぼ」では、現地で試験的な取り組みを実際に行いながら、みんなで公園づくりの方針を考えて、2021年5月に基本計画、その後2023年2月に基本設計をとりまとめました。今後は、公園拡張整備工事を進めていきます。
2023年には公園運営への参画準備を進めるための「玉川野毛町パークらぼ推進準備会(以下、準備会)」が発足、2025年春の公園開園に向けた取り組みとして開園後の活動や運営についても検討していきます。
2024年3月、世田谷区と協働して公園運営に参画する住民組織である「玉川野毛町パークらぼ区民の会」が発足し、日々試行錯誤しながら区民と事業者、世田谷区で協働の公園運営に取り組んでいます。
2024/3/25 コンセプトブックをアップしました
パークらぼの活動
シンポジウムや現地見学会、ワークショップなど住民参加の公園づくりを行なっています。
活動を現地でやってみる「アクティブDAY」、公園のデザインやしくみを考える「デザインDAY」の2種類のワークショップと、オープンパークでの検証のサイクルで、住民協働で公園の未来をカタチにしていく実践的な取り組みにチャレンジしています。
アクティブDAY
– 活動をやってみる –
アクティブDAYは、「公園の使い方」や「公園のあり方」を考え、実践する場です。自分がやってみたい企画を立ち上げることもでき、現在8つのらぼプロジェクトが活動しています。
デザインDAY
– カタチやしくみを考えてみる –
デザインDAYは、公園や拠点のカタチ、公園運営のしくみづくり、そして、公園開園後に柔軟に使える什器のカタチについてたくさん意見交換を行い、話し合いを深めました。
オープンパーク
– 活動を紹介・検証してみる –
オープンパークは、公園整備前の拡張予定地を開放する試験的な取り組みです。パークらぼメンバーが考えた、自然を楽しむ様々なプログラムやイベントを実施しています。
より持続的で自立可能な運営に向けて
玉川野毛町パークらぼ区民の会ができました!
玉川野毛町公園では、区民主体の公園づくりの取り組みを行い、 公園拡張をきっかけにこれまでに素晴らしい活動が生まれてきました。令和4年度には、区民が主体的に公園の利活用や運営への参画を目指していくことが決まりました。
2023年5月に公園運営への参画準備を進めるための「玉川野毛町パークらぼ推進準備会(以下、準備会)」が発足。推進準備会議やコンセプトブック編集会議を開催し、玉川野毛町パークらぼの活動や取り組みの拠り所となる内容について、話し合いを進めました。2024年3月、世田谷区と協働して公園運営に参画する住民協働組織である「玉川野毛町パークらぼ区民の会」が発足し、区民と事業者、世田谷区で協働の公園運営にあたっています。
みんなで作った!
公園づくりの方針
“ともにつくる、ともにあゆむ公園づくり”
つくりこみすぎず、人との関わりにより少しずつ公園を育て「余白のある公園づくり」を目ざします。区民や事業者が主体的に関わり、公園の利用や活用を通じて、地域がつながり、楽しみ広がる魅力ある公園運営を行います。
1
みどりとみずのネットワークづくり
国分寺崖線のみどり、等々力渓谷の豊かな自然とつながります。草地から森まで多様なみどりをみんなでつくり、子どもから大人まで楽しめる活動の場、自然の遊び場をつくります。
2
歴史・文化を感じられる空間づくり
国分寺崖線のみどり、等々力渓谷の豊かな自然とつながります。草地から森まで多様なみどりをみんなでつくり、子どもから大人まで楽しめる活動の場、自然の遊び場をつくります。
3
安全・安心の公園づくり
誰でも安心し訪れることができる公園をつくります。風水害や地震等の災害時には、地域の防災活動拠点として活用できるよう、広域避難場所、物資搬入経路を想定した災害に役立つ拠点をつくります。
基本設計図
令和5年2月「玉川野毛町公園拡張事業基本設計」策定
基本設計の詳細は下記よりご覧ください
スケジュール
Schedule
100年後も地域に愛される公園に向けて、これまでの取り組みと今後の予定
- 2024 (令和6年度)
-
令和6年度末 開園!
一部開園
- 2023 (令和5年度)
-
開園に向けた取り組み
「デザインDAY」は「カタチ」(公園設計)を考える段階から、開園後の公園運営に向けた組織づくりの「しくみ」を考える段階へ
- 1月
準備工事開始
- 5月
推進準備会発足
- 2022 (令和4年度)
-
活動の取り組みを設計にフィードバック
「玉川野毛町パークらぼ」で2021年9月から2022年2月までにアクティブDAYとデザインDAYを合わせて18日開催し、延べ500名もの参加を経て基本設計(検討案)を取りまとめました。
- 5月
基本設計(検討案)の策定 公園づくりニュース10号
- 秋
基本設計の策定
- 2021 (令和3年度)
-
- 5月
基本計画の策定
- 9月
「玉川野毛町パークらぼ」活動スタート
- 2020 (令和2年度)
-
- 9月
《第3回》公園計画ワークショップ
- 10月
《第4回》公園計画ワークショップ
- 2月
アンケート調査 ③
- 2月
現場見学会 ③
- 2019 (令和元年度)
-
- 9月
キックオフシンポジウム
- 8-9月
アンケート調査 ②
- 10月
現地見学会 ②
- 11月
《第1回》公園計画ワークショップ
- 12月
《第2回》公園計画ワークショップ
- 2018 (平成30年度)
-
- 6月
利用行動調査
- 7月
アンケート調査 ①
- 7月
現地見学会 ①
- 9-11月
サウンディング調査
- 2月
基本計画(骨子)とりまとめ
玉川野毛町パークらぼパンフレット
玉川野毛町パークらぼコンセプトブック
区、区民が話し合いを通して取りまとめた、協働で進める公園運営の指針
玉川野毛町パークらぼコンセプトブック(PDF)
玉川野毛町パークらぼ通信
今までの活動の記録をとりまとめ、デジタル版通信として発行しています。
2024.3.25 | パークらぼ通信⑦(PDF) |
2023.10.13 | パークらぼ通信⑥(PDF) |
2023.6.9 | パークらぼ通信⑤(PDF) |
2022.11.23 | パークらぼ通信④(PDF) |
2022.03.29 | パークらぼ通信③(PDF) |
2021.12.24 | パークらぼ通信②(PDF) |
2021.10.22 | パークらぼ通信①(PDF) |
刊行物・情報発信メディア
市民目線で、公園の日々の様子を発信するメディアを紹介。