玉川野毛町公園では、公園拡張をきっかけに区民主体の公園づくりの取り組みを進めています。 これまでに玉川野毛町公園拡張予定地ならではの様々な活動が生まれて、令和 45年度には、区 民が主体的に公園の利活用や運営に参画していくことを目指して、準備を進めることが決定しまし た。 コンセプトブック編集会議では、開園に向けた区民主体の組織設立やその後の運営参加を念頭に、 活動や取り組みの拠り所となる内容について整理しまとめています。
10/14(土)には、第 4 回目となるコンセプトブック編集会議を行い、21 名が参加しました。
下記のような議題で進めました。
第4回デザイン DAY/コンセプトブック編集会議
●コンセプトブックの進捗確認
●パークらぼ運営におけるコンセプトブックの具体的な役割
●コンセプトブック完成までのこれからの流れ
コンセプトブック編集会議は、はじめに、制作中のコンセプトブックを、1 ページずつ、そのページの持つ意味や内容を説明しながら、丁寧に確認を進めました。今後パークらぼの運営をしていく際に 組織や活動の拠り所としていつでも活用でき、初めて見る人にとっても分かりやすいものになること を目指して、一部、構成の順序を変更することや表現について積極的な意見交換をしました。
以下、コンセプトブックの進捗確認をする中で出てきた意見を一部紹介します。
・中身が充実していて、とても内容が気持ちに入ってくる。
・ウェルビーイング、インクルージョンなどの言葉の使い方に迷う。日本語にすると堅苦しくなる。市民権を得てきた言葉なので、そのまま使っても良いと思うが、ずっと先の人が読むことを考えると流行りの言葉は 2,3 年後には使われていない可能性がある。(例えば使うなら、言葉の解説を※で書くなど編集の時に配慮する)
・「心がけること」が多すぎると、新しく入る人にとっては情報が多い。パッと見てわかるようなイメージ があると初見の人でもわかりやすいのではないか。
・目指したいビジョンにある「自由」の裏側には「責任」があると思う。何か悪いことを考えるような人がいた場合の抑止力としても働く。自由な使い方と同時に持つべき責任についても書く必要があるのではないか。
パークらぼ運営におけるコンセプトブックの具体的な役割は、初めてパークらぼを知る人にもパークらぼがどんな取り組みであるのかをわかりやすく説明し、また、今後新しく活動を起こしたいという時などにその活動が公園にとってふさわしいのかなどを判断する際に確認できるなども想定しています。今後のパークらぼ運営においてもコンセプトブックの内容は重要な部分であるため、今後も 編集会議の継続を提案、次回は 12/9(土)に開催することとなりました。
(β版のコンセプトブックを一部紹介)